関東マーケティング大会 開会式

 6月11日、立教大学で行われた関東学生マーケティング大会開会式に一期生9名が参加しました。

 関東学生マーケティング大会とは、関東地方のマーケティングを専攻するゼミナールがテーマに沿った研究発表を行う大会で、今大会のテーマは「未来をそうぞうするマーケティング」です。西井ゼミは今大会が初参加となり、3グループに分かれて出場します。
開会式には大会に参加する20ゼミナールの学生が参加し、審査員を務められる実務家の皆様から大会の諸注意や審査のポイントについての説明を受けました。開会式を経て、今後の研究に向けてより身の引き締まる思いになりました。
初めての挑戦で困難も多いですが、今大会の経験が有意義なものになるよう、ゼミ生一丸となって精一杯頑張ります!

ゼミ活動報告①

<ゲスト> 電通コンサルティング コンサルタント蓮實さん

 

 西井ゼミ1期生の初回授業では、電通コンサルティングの蓮實さんにお越しいただき、マーケティングの基本的な構造と近年の広告業界についてのお話をしていただきました。そしてお話の最後には「不思議に思う消費者の行動について、その背景にある理由を定量調査で明らかにする」というお題をいただき、学期を通じてグループワークとしてこのお題に取り組みました。

 プレゼンに向けて各グループが設定したテーマは以下の通りです。
・ヲタ活をする理由は?
・陳列されている商品を後ろから取ってしまうのはなぜ?
・映像系サブスクリプションは元がとれるのか?
・飲料水をコンビニで買うのはなぜ?

テーマ決めは今後に大きく影響するだけにとても大変な作業ですが、どのグループも話し合いを重ね、個性豊かなテーマが出揃いました。

 設定したテーマから明らかにしたいリサーチクエスチョンと仮説を立て、その検証を行うためにWebアンケート調査を行いました。今回、自分達と同じ年代だけでなく幅広い消費者の実態を把握したかったため、外部のアンケート調査サービスを利用して10~70代の人を対象に回答を募りました。アンケートを作成するのは初めてだという学生も多くいましたが、ゼミ生同士で協力しながら進めることができました。また、回答をどのように分析するかを見据えてアンケートを作成するなどの工夫も見られました。

 分析については、ゼミで学習してきた統計ソフト「HAD」を用いて行いました。実際のアンケート結果を扱うため思い通りにならず苦戦している様子もありましたが、西井先生からアドバイスをいただき、試行錯誤をしてプレゼンの準備を進めました。


 学期最終回のプレゼン当日は再び蓮實さんにお越しいただきました。どのグループも緊張した面持ちでしたが、無事にプレゼンを行い、調査結果や結果を受けての反省点などを報告しました。蓮實さんや西井先生からは質問や改善点、今後の研究に向けてのアドバイスをいただき、ゼミ生にとって非常に有意義な時間となりました。

蓮實さん、ありがとうございました!!